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1999年12月9日(水) |
ここのところ北海道ではかなり雪がふりしきっているらしい。 各地の積雪を伝えるニュースが流れ出し、うれしい限りです。 でも、何故か今日は雨。ぶー。もっと雪! さて、先週の旭岳はまったくナイスな雪で適度な登りだったんですけどね、下りはもうダメダメでしたよ。 まだ木が雪で隠れていなく、木の隙間をとおるのはなかなか辛い。 しかも結構急だし。こぉわぁーい(←ギャルっぽく)。 もう怪我とかいやなんで、腰ひけひけでゆうっくり滑りたいのに、私のニューダイナスターはそれを許してくれませんよ。勝手に走る走る。 旭岳は雪が深く、滑るたびに雪につきささります。 脱出にかなり苦慮し、しかもめんどくさくなったりで、もー! うまくなってきたーっていうのはつくづく気のせいだったのねん。 旭岳の帰りに東川にある渋谷さんの喫茶店によってみた。 店に入ると早速渋谷さんは店の真ん中で仲間とスキー談義に花さかせている。うぉ、濃いー。 そのお店での出来事や雰囲気はちょっと割愛するんだけど、そこで渋谷さんが話してくれたことは、 1.テレマークは技術よりもまず恐怖心を克服すること。 メンタル面を鍛えなければならない。 急斜面へ突っ込んでいったり(例えばホロタチスキー場の急斜面とかが最適だそうだ)緩斜面で倍スピードで滑ってみるとか。 そして、自分の限界をしっかり把握する。いずれにせよ、恐怖心は何の得にもならない。 2.道具の進歩を無視してテレマークを今までの感覚で乗ってはいけない。 膝を深く曲げて滑るっていうのは払拭しないといけない。だって道具は確実に進歩しているんだから。 無理して乗るより楽に乗ることを第一に考えると膝は曲がらなくても安定したポジションが得られるし、長時間滑っても疲れない。 3.とにかく山に行く前にスキー場で練習をしなさい。 山の技術とスキー場の技術はもちろん違うが、やはり基本はスキー場で。 リフトつかって練習できるし、技術をストイックにつきつめることもでき、しかも安全に自分の限界を見極めることができる。 基本的な練習を怠っては、いつまでたっても上達しない。 4.そのうちたくさん滑っても疲れなくなる、なんて思わないこと 疲れるのはポジショニングが間違っているから。 そのうち慣れて疲れなくなるなんて思わないこと。練習しないと習得できない。 リラックスして滑れるようになれば、疲れない。リラックスしなさい。 もっともっと細かいこととか話してたんですけど、まあ概論はこんなかんじ。 話とか聞きたい人は上川郡東川町東4北2の喫茶店 Good manへGO。11月から4月までは土・日・祝日のみ営業だそうだ。 指導希望の人は渋谷さん主催のテレマークレッスンへGO。 テレマークレッスンの広告は主要山岳用品店にも貼ってありますが、一応連絡先を記しておきます。渋谷 隆 TEL0166-82-3475です。今年は比布スキー場が練習会場になるそうです。 さあて、私もスキー場で練習かな。 ナイターでサンタでGO! ここから旦那: 実は私も渋谷さんのレッスンを受けた口です。 厳しく且つ楽しいレッスンでしたよ。あんなに転んだのは生まれてはじめてでしたが。 私的には渋谷さんの技術指導の内容もさることながら、個性的な人柄に強い感銘を受けました。 初日のレッスンの時には、「君は10年に一度の逸材だ!」とかなんとか言ってくれて舞い上がっていましたが、二日目には、「あれは、気のせいだったようだ・・」と言われる始末!(泣) とにかく、お勧めです。 |