2003年5月3日(金)憲法記念気日 黒岳スキーツアー(灼熱の黒岳、ビールが旨かった) 初めての黒岳。天気も快晴で、期待に胸が躍る。気温は5月とは思えない暑さで、今年初めて車の中でクーラーをつけたくなった程だ。ひとまず愛山渓に荷物をデポしたあと、黒岳へ向かった。この陽気に誘われて、ロープウェイは混雑していた。ロープウェイを降りても相変わらず気温が高い。悪雪は必至だ。10:40、リフトを降りて、遙か先に先行している田中パパを必死に追いかけるが、全然追い付けない。大汗をかきながらの急斜面直登だ。Tシャツ一枚でも暑い。傾斜は次第に急になっていき、「とんでもないところに連れてこられた」と、ちょっと不安になってきた。ツボ足の登山者が荒らした斜面は落とし穴だらけだし雪もグザグザで、下りはスキーが刺さりそうだ。頂上直下で、 旦那:「ここらにスキーをデポしましょうか?」(ヘロヘロ) 田中パパ:「あ”!?」(ドスのきいた声) という殺伐としたやり取りのあと(むろんスキーのデポは許可されない)、12:10に黒岳登頂!明日の旭岳もこんなペースで登られたら…、う〜ん、とんでもないツアーに参加してしまったものだ。北鎮岳の方に良い感じのメロウな斜面が見えるが、皆の関心は雪崩跡のある急斜面に集中する。絶対について行かない方がいいね。 下り始めは、落とし穴にはまりながら滑降地点までジグザグに降り、手付かずの急斜面の上に立つ。旦那は撮影地点へ。田中パパ、ドロップイン!思ったよりも滑りやすそうだ。続いてゆうちゃん。ちょっとバランスを崩しながらも良い滑りを見せる。僕は、転びながら何とか滑降(滑落?)。ラストのかっちゃんの滑りはダイナミックだったが、転倒もダイナミック!みんなでデブリの下端まで滑ったあと、リフト方向へトラバース。あっという間に登り口に到着した。ゲレンデを滑ってロープウェイ山頂駅まで行き、食堂でランチ。 さて、ここからが三段山クラブの本領発揮!旦那様と田中パパは競ってビールを空ける(ビール中瓶二本+350ml缶ビール二缶)。滑りながら「アルコールが切れたから補給しなきゃ」と連発していた旦那はアルコール依存症なのか!?テラスでのんびりビールを興じる姿はスイスアルプスの夏スキーを楽しむ優雅なスキーヤーを連想させるが、しかし…。ま、このようなスキーもアリかな。 「来シーズンはパウダーの季節に来たいね」って話しながら帰って来ました。 (文責:ニッシー) 天候:快晴 気温:15〜18度 風速:0m 雪質:ザラメ 雪量:十分 メンバー:旦那、ニッシー、かっちゃん(俺流)、田中パパ、ゆうちゃん 合計5名 コースタイム:黒岳リフト終点10:40-12:10黒岳山頂(1984m)12:54-13:43黒岳ロープウエイ駅 |