ツアー記録目次  Top Page
2005年5月29日(日)
富良野岳〜原始ヶ原スキーツアー清純派同盟とランデブーせよ!

今回のツアーは、清純派同盟が原始ヶ原〜富良野岳ピストンをすると聞いて、急遽それに合わせて決めたもの。
凌雲閣から登って、富良野岳山頂で清純派同盟と落ち合い、そのまま一緒に原始ヶ原へ下って凌雲閣へ送ってもらおうという、三段山クラブにとってはかなり虫の良い計画だ。
最小の登る労力で、憧れの富良野岳南側大斜面滑降が可能となる夢のような企画だった筈だが・・・

天候:晴れ(上富良野側)時々曇り(原始ヶ原側)
気温:10〜12度
風速:0〜1m
雪量:十分
雪質:良いザラメだが、スラッシュ雪崩(大量の水を含んだ雪が流動する雪崩) が発生しやすい
コース:凌雲閣(9:00)〜(12:40)富良野岳(13:00)〜原始ヶ原登山口(15:15)
メンバー:旦那、ぱっちまん、田中パパ、ゆうちゃん、なまこちゃん 計5名

トラックログ図



9時に凌雲閣出発。清純派同盟とは12時に富良野岳山頂で待ち合わせの予定。
計画では11時30分には富良野岳山頂へ到着する予定だった。
富良野岳の上富良野側は、なまら快晴&無風。雪質はザラメだったのでアイゼンは使用しなかった。
富良野岳の原始ヶ原側は、午前中は曇りがちだったが、午後になって晴れてくれた。
凌雲閣から富良野岳は通常は夏道ルートを行くのだが、僕らは最短距離を狙いすぎて、牡鹿の滝の下をくぐるルートを取ってしまった。確かに直線距離は短いがアップダウンが激しい。激しすぎる(^_^;)。急斜面を滑ったり登ったり・・で、結構時間がかかってしまった。まずい・・このままでは清純派同盟と落ち合うことができない。
三峰山のトラバース部分は、小さなスラッシュ雪崩を起こしながら通過。ここまでは全面雪の上だったので、ずっとシール登行。
富良野岳手前の分岐点からはシートラ(板を担いで歩くこと)。山頂までの道のりは7割方は雪の上だったが、腐った雪を踏み抜いて時々股下まで埋まる事多々。おかげでペースが上がらない。
途中、何度も清純派同盟へ携帯で連絡を入れて遅れる旨を伝えようとしたが、なかなか繋がらない。とても焦る。


美瑛から見た十勝連峰


白金温泉へ続く白樺街道から見た十勝連峰

富良野岳
先週には滑っている人が居たそうだが・・今日は居ないようだ

凌雲閣でぱっちまんと合流
MTB&スキー

なまこちゃんと、ゆうちゃん


凌雲閣から見た三峰山
ルートは全面雪がありそうだ

出発

よし!ショートカットだ!
45度の斜面を降りる・・

ヌッカックシ富良野側を早々に通過
雪崩の恐れあり。お勧めしません

富良野岳が見えるが・・雲も出てきた

三峰山へ・・

よし!もう一丁ショートカットするか!

富良野岳・・雲が!

ショートカット中

やばい。雌鹿の滝へ降りてしまう

面倒だから、滑ってしまえ!

滝へ落ちる斜面。楽しい・・

雌鹿の滝

滝の斜面を落ちる

なまこ

滝とシュプール

降りた後は、当然登る

ハイ松帯で休憩
明日には通れなくなるルートだろう

でめんスタイルのなまこ

ガスが濃くなってきた
夏道へ合流して三峰山をトラバース

時々スラッシュ雪崩を誘発する

斜度がキツイ。シール登行にはギリギリの斜度だ

斜度がありすぎてキックターンが難しい

早々とシートラする者

同じく

分岐点
この付近には雪が無かった

山頂目指してダッシュ!

12時過ぎに、やっと清純派同盟のnaokissと電話連絡に成功!事情を説明して待ってもらい、45分遅れでなんとか山頂ランデブーは成功した。
約束通り12時から富良野岳山頂で僕らを待ってくれていた皆さん、ごめんなさい。
お詫びのビールを差し入れる。ビールを飲んでいる間にガスが晴れてきて大斜面が眼下に見渡せた。素晴らしい・・
はじめて滑る富良野岳の南斜面は適度な斜度で長大。言うこと無し。
ただし、クレバス状の亀裂が多くて注意が必要。原始ヶ原の樹林帯は「妖怪板掴み」が大量生息していた。


細い稜線をシートラ

山頂から見えた僕ら
(kinpeiさん撮影)

富良野岳山頂
清純派同盟と記念撮影

喜びのぱっちまん

再び記念撮影
(うれしい)

早々に滑降開始

naokiss(清純派)
ファースト

前富良野岳をバックに滑る
naokiss

セカンドは旦那
(naokiss撮影)

田中パパ

ぱっちまん


kinpeiさん

たかさん

たか
凄い転倒・・ぜひムービーでご覧下さい

ゆうちゃん

naokiss

・・・

ぱっちまん
「あぶねぇ!クレバスやー!!」

たかさん

ゆうちゃん

kinpeiさん

なまこちゃん

田中パパ

たかさん

ゆうちゃん

ぱっちまん

kinpeiさん

原始ヶ原到着

最後の滑りを楽しむ旦那
(kinpeiさん撮影)

富良野岳をバックに

樹林帯滑降
「妖怪板掴み」多数生息

もうシートラか!?
残念これから2.5km歩く

ブッシュが濃い
そして、暑い

看板

登山口駐車場

登山口を振り返る

お疲れ様
二代目らぶりぃなおき号(仮称)に乗せてもらう

ザックの行列

白銀荘から見た前十勝
この時期にこんなに雪があるのは驚きだ
例年より遅い雪解けのおかげで、この時期にこんなにスキー楽しめたのはラッキーだった。
毎年こうは行かないと思うので、計画時には注意が必要だ。
この時期には熊対策にも注意したい。
気持ちよく滑り終えた後は、原始ヶ原から登山口まで2.5km程シートラ。さすがに雪は溶けていた。
茂みに板が引っかかってしまうことと暑さでかなり消耗してしまった。
登山口からは、凌雲閣までnaokissの車で送ってもらった。清純派同盟のnaokissとkinpeiさん、たかさん、ありがとう!

やっぱり例年よりも2週間ほど雪解けが遅いようだ。来週もギリギリこの付近ならスキーが楽しめると思う(かなりの距離のシートラは覚悟)。旦那はスキー納め。また来シーズンにお会いしましょう。


(MPEG4ムービー 15.7MB)
右クリックでどこかに保存してから、再生してください。

注意:映像を見られない場合は、
QuickTimeプレーヤーか、RealPlayerをダウンロードしてください。

ツアー記録目次  Top Page