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2007年2月25日(日)
三段山スキーツアー(快晴強風フロントフリップ)

今日は快晴。ただし強風の予報。
案の定、山並みをかすめるように雲がえらい勢いで流れていて、高い標高では風がかなり強そう。おそらく山は全面ウィンドパックだろうな〜と思いながら白銀荘に到着。

天候:晴れ時々曇り
気温:-11〜-15度
風速:無風〜13.7m/s
雪量:十分
雪質:ウィンドクラスト〜ウィンドパック〜20〜30センチ程度のパウダー
コース:白銀荘(9:17)〜(11:41)三段山山頂(12:03)〜白銀荘(14:47)
メンバー:旦那、田中ファミリー(パパ、ママ、ゆうちゃん)、かっちゃん、あいちゃん、Sさん Mix 計7名+1犬

途中で見た富良野岳のコンディションが良さそうだったので、目的地を富良野岳へ変更したいと田中パパに申し出るも「富良野岳は飽きた」と即座に却下される。まぁ、駐車場も満車状態だったので仕方がない。
サクッと気持ちを切り替えて楽しく三段山に出発。
登りだしてみると結構良い雪。良い天気。
だが、それも二段目までで、そこからはウィンドパックとウィンドクラストのミックス斜面となる。風も出てきた。
「俺、怪我したくないから帰りたいな〜」とかっちゃん。「僕は山頂へ行くよ」と田中パパ。旦那はどちらの気持ちもよく分かる。
危ないと思ったら、斜滑降キックターンで降りてくれば良いのだ。きっと山頂からの景色は良いぞ〜と登行続行。強風に背中を押されるようにして山頂に到着。残念ながら雲が多くて眺望は得られなかったけど、やっぱり山頂は嬉しい。
滑りは廊下まではまったく雪質に期待していなかったので、安全第一に降りる。さて、ここからが僕らの腕の見せ所。かならずどこかに良い雪の斜面があるはずだ・・・・・・・・・・・あった!
見た目にはさほどコンディションが良くなさそうな東谷へ滑り込んでみると、ウィンドクラスト〜ウインドパック〜軽い深雪へと雪質が変化していく。谷の核心部からは素晴らしいパウダーを楽しむことができた。山は登ってみないと分からないものだ。
即座に登り返し。かっちゃんは東壁の雪庇からフロントフリップを決める。
田中パパはシュート1をノンストップで華麗に滑り抜ける・・
皆が逆光の中で粉雪を舞い上げて滑る様は、ため息が出るほど美しかった。
それにしてもかっちゃん、5回もフロントフリップお疲れ様。

強風のため、風成雪の雪崩に注意。山頂の安政火口側の斜面ではMIXの後ろ足が表層雪崩を誘発した。

上富良野から見た三段山

雲が凄い勢いで流れていた

白銀荘前

出発

入山口

入山口から見た前十勝

一段目

二段目

二段目上

ちょっと休憩
背後に富良野岳が見える

廊下

廊下を行く

四段目

Mix

山頂
ハグするSさん

大混雑の山頂

廊下を軽快に滑る
かっちゃん

そのまま東谷へ
かっちゃん

あいちゃん

Sさん

田中パパ&Mix

田中ママ

ゆうちゃん

旦那
Sさん撮影

ゆうちゃん

Sさん

田中パパ

田中パパ

かっちゃん
東壁でフロントフリップ

左に同じ

飛びまくる

Sさん

撮影体制に入る旦那

東谷遠景

田中パパ

かっちゃん

かっちゃんを併走撮影

森林限界へ

田中パパ

かっちゃん&田中パパ

かっちゃん&田中パパ

一段目横
フロントフリッパーかっちゃん

(^_^;)

もはや、マット運動の飛び込み前転状態
今回のデジカメ画像の大部分はSさんがデジタル一眼レフ(Nikon D50)で撮影してくれたものです。ありがとうございました。滑降シーンは旦那のDVカメラから静止画を切り出したものです。


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