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2007年6月9日(土)
前十勝スキーツアー(千春沢ラストラン)

先週に三段山ラストラン。今週は前十勝ラストランだ!
短いアプローチ、長い雪渓、適度な斜度、良好な雪質・・千春沢は良い。先シーズンも感じたことだが、今回もしみじみそう思った。


天候:晴れ時々曇り後雨
気温:18〜20度
風速:無風〜2m/s
雪量:例年より多め。標高1613mから1130mまでスキー滑降が可能
雪質:軽微なスプーンカットはあるがs滑りやすいザラメ、下部は少し汚れている
コース:白銀荘〜千春沢
コースタイム:白銀荘9:12〜雪渓末端(1130m)9:44〜11:13雪渓最上部(1613m)11:27〜登り返し(1567m)〜白銀荘15:44
メンバー:旦那、田中パパ、naokiss、たか、Mix 合計4名+1犬

GPSトラックログ図

白銀荘は静かで他にスキーヤーや登山者の姿は無かった。全員プラテレブーツを履いたまま板(naokissのみショートテレ板)を担いで白銀荘を出発。
天気は晴れとはいえ雲も多く、あまり暑さを感じることは無かった。その代わり先週には居なかったヤブが多く虫除薬が必要だった。旦那は先週に引き続き熊よけスプレーを装備。
十勝岳への夏道を使った千春沢のアプローチは短く、白銀荘からたった30分程度で雪渓の末端に到着した。そこからはシール登行となる。
標高1343m付近に焼き肉にうってつけの場所があるので、そちらに食材をデポ。
雪渓の雪面には軽微なスプーンカットがあるが、大したことはない。縦溝やうねりがほとんど無いのがありがたい。
先シーズンの千春沢では、滑降時に雲に巻かれてしまった苦い経験があるので、今回はスピーディーに滑降するよう心がける。
なんとか晴れているうちに雪渓の最上部に到着し、ビールだけ飲んでからすぐに滑降。
雪質は滑りやすいザラメ。雪渓の幅が十分あるので不安感無く飛ばすことができた。
あっという間に焼き肉ポイントまで滑降し、田中パパプロデュースの焼き肉を堪能してから登り返し。
今度は途中で分岐している雪渓の左側を詰めてみる。こちらは最上部の高度は少し低いが雪面がよりフラットで滑りやすかった。
名残惜しかったが、積乱雲が発達してきたので早めに撤収。
雷鳴を背中に聞きながら下山して、白銀荘に到着したと同時に雨が降り出してきた。ギリギリのタイミングでセーフ。
旦那の06-07スキーシーズンは今回で幕を下ろそうと思う。
最後に素晴らしい仲間達と素晴らしい滑降ができて嬉しい。千春沢は来週も滑降可能だと思う。

白樺街道
目指す山並みが綺麗に見える

恒例望岳橋からの偵察
前十勝

三段山
かなり雪は消えている

白銀荘に到着
他にスキーヤーや登山者の姿は無く静か

白銀荘から見た前十勝
正面のY字雪渓が千春沢

板を背負って出発
テレブーツは履いたまま

夏道はすっかり雪が消えていた

泥流スロープ

千春沢を間近に見る
左手の沢も細いが続いているようだ

夏道も所々に雪が残っている
やっぱり今シーズンは雪が多い

千春沢雪渓下部(1130m)に到着
ここから見る雪渓は、続いていないようで続いている

やっとこさシール登行

細かいスプーンカットをサクサク登る

1343m
通称「焼き肉岩」に到着

こちらに焼き肉装備その他を埋設して登行続行

あまり暑くないのが救いだ

振り返ると素晴らしいパノラマ

もうすぐ雪渓最上部に到着

到着!
1613mここまで2時間

しばし休憩
視界が良いうちに早く滑ろう!

naokissのショートテレ板

ファーストは旦那
たかさん撮影

続いて田中パパ
たかさん撮影

田中パパ&Mix

優雅且つハイスピード

たかさんは、とにかく早い!

naokiss
ショートテレで攻める

たか

田中パパ

田中パパ

naokiss

..naokiss

旦那
たかさん撮影

田中パパ&ショートテレ

あっと言う間に焼き肉地点へ

焼き肉開始!

うどんの池

天候は下り逆の予定だが、一時的に晴れてきた!

早速登り返し

naokiss&ローライ

今回はYの字の左側を登る
田中パパと枯れたハイ松帯
たかさん撮影

再び滑降!
naokiss

天候が悪化してきたので、急いで撤収
雪渓末端

再びシートラ

雷鳴を背中に聞きながら、急いで下山

晴れているように見えるが、大きな積乱雲が頭上にできていた

渡渉

藪藪

雨がぽつり?もうすぐ白銀荘

雨が本格的に降る前にギリギリ到着!お疲れ様でした

WMV形式のムービー(6MB)
写真とビデオは旦那のデジカメCASIO EXILM Z30+防水ケース。たかさんのデジカメμで撮影されたものも何点か使用しています。たかさん、ありがとうございました。


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