2009年3月15日(日)
三段山スキーツアー(視界との戦いパート1)
天候:雪
気温:-6〜-10度
風速:無風〜6m/s
雪量:十分
雪質:20cmの新雪
コース:白銀荘(9:30)〜(11:02)1369m(11:14)〜クラッシックルート2段目からノーマルルート2段目、1段目登り返し〜白銀荘(12:55)
メンバー:大西、田中パパ、田中ママ、スーさん、kinpei、Mix 計5名+1犬
毎週末の悪天候、雪崩講習会が続き、とんとツアーがご無沙汰だった。久しぶりのツアーの心が躍る。
白銀荘に到着したものの、天候と雪が悪そうなので富良野岳の樹林帯に入ろうか一瞬悩んだ。
とりあえず白銀荘のロビーに臨時開店した「純喫茶スー」にてコーヒータイム。
丁度居合わせたぱっちまんから積雪の不安定さの情報を得て、目的地をやっぱり三段山に決定。ぱっちまんは前十勝へ。お互いの健闘を祈って別れる。
さて、それにしても合流予定のがっちょんが来ない。白銀荘の駐車場を「がっちょーん!がっちょーん!」と呼びながら歩く。携帯電話を確認すると留守電が入っていたので聞いてみると「トラブルで行けなくなりました」とのこと。なんじゃそりゃ?と電話を掛けてみて納得(三段山BBS参照)。
残り5名でツアーを行うことにした。
天候は回復傾向ということで、それに賭けたのだが、どうもしゃっきりしない。樹林帯はほぼ無風だったが雪が断続的激しく降る。
急斜面は雪崩の危険性があるのでクラッシックルートを辿り、西の尾根を下からアプローチしてみた。
案の定、樹林帯を出たとたんに風が強くなり、視界が悪くなる。それでも雪が良い間は標高を上げたいと思い無理して登ったが、1,350m付近が限界だった。
そこから雪面が豹変して吹きだまり混じりのアイスバーンになったのだが、なにより視界が完全なホワイトアウト状態だったのが致命的。そこから先は一歩も上がる気がしない。振り返ると皆さん同じ顔をしていたので、即座に下山決定。
滑り初めてみると、ハードバーンの上に20cm程度の新雪でとても滑りやすい。いやー楽しい。クラッシックルートの2段目まで滑ってから、今度はノーマルルートの2段目上を目指して登り返し。2段目から上はやっぱりホワイトアウトだったので、そこからまた滑降を楽しむ。1段目が良かったのでまた登り返し・・
悪天候でも、コンディションが悪くなるところまで登り、あとは快適な範囲内を登り返して滑っていれば、十分楽しいものだ。
早めに下山して、ゆっくり露天風呂を楽しんだ。ぱっちまんや、クロカンツアーを主催した山小屋さん達との話も弾む。
久しぶりのツアーは、とても楽しかった。
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