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2009年6月28日(日)
前十勝スキーツアー(ラストラン!)

天候:晴れ後くもり
気温:15〜20度
風速:無風
雪量:ぎりぎり滑走可能
雪質:柔らかくて浅いスプーンカット
コース:白銀荘(9:20)〜千春沢雪渓最端部1,158m(10:14)〜(12:02)千春沢1,594m(12:10)〜(14:57)千春沢雪渓最端部1,158m〜白銀荘(15:30)
メンバー:大西、kinpei、おじじ 計3名

スキー納め宣言をしたものの、十勝連峰の白い筋はなかなか消えず、「しつっこくスキー派」としては、いささかスキー納めは早すぎたかな?と後悔していた。
そんな中、kinpeiさんがスキーのために入山すると聞き、その日に予定されていた職場主催のサイクリング大会が中止になったこともあって同行させてもらった。

下界からみる千春沢は細いヒモのようで、途中で何カ所か雪が途切れているようにも見えた。
天候はまずまず。ずっしりと重たいスキー装備と焼き肉装備一式を担ぎ、高曇りの中を出発。
夏道は乾き、途中の渡渉部分の水量も減って歩きやすいが、雪の消えた沢地形は起伏が激しく見通しが悪くてコース取りが難しい。なんとか千春沢の末端に到着。
雪の上を歩けてホッとしたのもつかの間、すぐに雪渓が途切れてクマザサをかき分けた。結局、沢の最上部までの間に3カ所の雪が途切れていた。
雪渓の雪が溶けて岩の上で清流となっている箇所があり、飲んだらこれが旨かった。
通称「焼き肉岩」から上の雪は最上部まで続いており、ここに焼き肉装備をデポして二回登り返して滑降を十分に楽しんだ。
雪は、柔らかくて浅いスプーンカットで、快適に滑ることができた。
来週には、さらに分断される箇所が増え、雪渓の幅もかなり狭くなると思われる。ここら辺が「しつっこくスキー派」でも潮時だろう。
今回で正真正銘スキー納めとする。さよなら十勝連峰・・



白銀温泉へ向かう途中で見た前十勝

右側に千春沢が細い糸のように見える


白銀荘前から見た前十勝
中央が千春沢


皆さん到着・出発準備

出発

しばらくは夏道のとおりに登る

大西

徒渉

このあたりから夏道を外れる

枯沢の中を歩く

枯沢を抜けて千春沢へ


千春沢雪渓に到着


やっと雪面にご対面

途中で雪渓が切れているので、
まだスキーは背負ったまま

軽く藪こぎ

このあたりが一番幅が広い

途中、岩の上の清流で水補給

岩を乗り越える


通称「焼き肉岩」に到着


こちらに装備をデポして登る

 ここから上の雪はつながっている
シール登行するkinpeiさん

休憩
風もなく穏やかな天候



雪渓の最上部が見える

雪渓の最上部に到着

滑降!
滑降の様子はビデオでご覧ください


焼き肉開始!


kinpeiさんが肉を用意してくれた
おいしそうでしょ?


2時間くらい焼き肉をしていた

やっぱり雪の上での焼き肉は最高だ

満腹になったので登り返し


再び滑降



帰還の様子
徒渉地点への下降が一番の難所かな

風呂を楽しんだ後の様子

帰り道、望岳台付近から見た前十勝
これが正真正銘のラストランです。
最高の天候と滑り、焼き肉に恵まれました。
また、来シーズンにお会いしましょう。

滑降の様子のムービー
090628.wmv(53.9MB)
 

写真とムービーは、PENTAX Optio W60 kipeiさん撮影分はOLYMPUSμTOUGH-8000、おじじが撮影してくれた写真とムービーも使用しています。

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