2009年12月13日(日)
三段山スキーツアー(リベンジ成功?)
天候:雪時々くもり
気温:-7度
風速:無風〜6m/s
雪量:笹やブッシュが多く不足。谷筋に限ればかろうじて滑降可能
雪質:ウィンドクラストの上に薄く粉雪
コース:白銀荘(9:00)〜廊下付近(11:07)〜白銀荘(12:30)
メンバー:大西、田中パパ、ぱっちまん、タカヤ、スー、キャプテン、kinpei、takahasi、阿部 計9名+Mix
11月21日の三段山ツアーのリベンジを計画したが、12月も半ばなら大丈夫だろうと思ったのが甘かった・・
13日の朝、前日から現地に入っていたカミフ会打合せのメンバーと当日組が合流。さらに特別ゲストの阿部さんが加わって、9名の大所帯でのツアーとなった。
私は、悩んだ末に新板ATOMIC BIG DADDY「ビッグ・ダディ」をチョイスした。3サイズ:145-125-129mm(190cm)。史上最強を目指して開発された「キング・オブ・パウダー・クルーザー」の名にふさわしいスーパーファットモデルだ。
問題は、そのパウダーがあるかどうかなのだが・・
歩き出してみると、やっぱり笹やブッシュが多い。でも一段目は夏道のラインは埋まっていて滑降可能。南西ルート(クラッシックルート)方面はブッシュが多くて行く気がしなかったのでノーマル・ルートを進む。問題は二段目だ。
二段目は・・悲惨だった。11月21日の時よりはマシとはいえ、とても滑降可能とは言えない。
ブッシュが濃くて登りのラインが見つけられなかったので、ここからコースを大きく南西にとって、クラッシックルートと合流することにした。
樹林帯を抜け、ブッシュの間を縫うように登り、なんとかクラシックルートに合流。
ルート上はハイ松だらけでとても滑れる状態ではなかったが、西の尾根との間の谷筋に滑降可能なラインを見つけることができた。風と降雪が強くなり、視界が低下してきたが、滑降可能と分かれば俄然元気が出てくる。
3段目で北海学園大学WVの皆さんと出会った。このコンディションでも山頂まで行くとのことで、彼らの山への情熱に頭が下がる。
へなちょこな我々は目的の涙壁上部に到達したので、すぐに滑降準備。
狭く急な谷筋には5センチ程度のパウダーが乗っていた。簡易なピットチェックでは-10センチに顕著なアラレの弱層があったが、滑降には問題なしと判断。
しかし視界が悪いので、せっかくの斜面を慎重に滑降することしかできなかった。
後半は雪が止み視界も回復したが、すぐに谷筋の滑降は終了。少々欲求不満だが滑ることができただけでも良しとしよう。
その後、森林限界から東へトラバースして二段目を滑降したが、ブッシュが濃くて危険だった。一段目は笹さえ気にしなければ快適に滑降できた。欲求不満を解消するかのように登り返して滑降する者続出。
今回のツアーでは、久しぶりに吹雪き模様の中を登る感覚が楽しかった。やっぱり冬山はいいねぇ〜
あ、もちろんビッグダディも最高でしたよ。
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