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2010年2月6日(土)
三段山スキーツアー(寒すぎ)

天候:曇時々雪
気温:-17〜-20度
風速:無風〜10m/s
雪量:十分
雪質:ウィンドパック
コース:白銀荘(10:13)〜(12:09)西の谷上部1,505m(12:26)〜白銀荘(13:29)
メンバー:大西、ゆきこ、kinpei、スーさん、キャプテン、タカヤ、ota、kamada 計8名

雪崩講習会が続いたので、久しぶりのツアーとなった。
久しぶりと言えば、我が嫁ゆきこさんもとても久しぶりの参加。初参加のota、kamadaさんも加わり、とても賑やかなツアーとなった。
しかし・・今回のツアーは厳しかった。とにかく寒い。
前日、5日に山に入った仲間からは、
「全身にカイロとダウン着て登るのがちょうどよいくらいの寒さ。寒すぎて結晶が砂みたいになって板が滑りません」という恐ろしい警告メールを頂いていた。一応警戒はしていったが予想以上の寒さ。こんな寒いツアーは何年ぶりか・・最近は温暖化の影響か暖かいツアーが続いていたので油断していたかもしれない。
森林限界より上の天候も良くなかった。北西の風が容赦なく僕らの体温を奪い、雪をクラストさせる。
端っから山頂は諦めていたが、目的地の三段山噴火口付近も状態は良くないと判断し、吹きだまりの雪を期待して西の谷へ入ってみた。
狙い通り比較的マシな雪にありついたものの、雪面の状況が分からない。視界は比較的あるのだが光量が不足しているのだ。
震える手で行った弱層テストの結果は、-20cmに手首〜肘にかけて破断する弱層有り。谷はかなり雪で埋まっていて斜度が緩くなっていたので、警戒しながら滑降することにした。何度かスキーカットをしながらヨタヨタと高度を下げる。不覚にも雪酔いして何度か転んでしまった。
皆さんもウィンドパック気味で滑らない雪に苦戦している。特にota、kamadaさんは、コロコロと転がりながら降りてきて微笑ましかった。
久しぶりのゆきこさんは意外なほどしっかり滑り降りてきた。ロクにゲレンデスキーもしていないのに驚きだ。スキーと自転車は一度乗れたら腕前は落ちないのだろうか?
西の尾根末端の森林限界付近で休憩。少しの高度差で驚くほど寒さが違う。しかし、登り返すほどの余裕は無く寒さで痺れた手足の先を暖めるために下山を急いだ。
下山後は白銀荘で体をゆっくり温めた。富良野岳から降りてきた仲間は、樹林帯の中は良かったと言っていた。こんな日は樹林帯で遊ぶに限る。いや、いっそ家でこたつに入っているのがベストだったか?



白銀荘で入山前のミーティング



ビッグダディ多し!


樹林帯までは比較的暖かい

1段目の状況

時々薄日が差していた

南西ルート(クラッシックルート)

西の尾根を目指す

ウィンドパック

風が強くなってきた


風の当たる部分はハイ松がでている


トラバースでスリップ


風と寒さがMaxに・・


西の谷上部


滑降準備


滑降開始・・
光量が不足して斜度が分からない


ota
たすきのように見えるのはシール

タカヤ


kinpei



西の尾根


ゆきこ


キャプテン



kamada


タカヤ

ゆきこ


kinpei


樹林帯まで降りてホッとする


kinpei


スー夫妻


タカヤ



ota

kamada

キャプテン

スー


タカヤ

キャプテン

kinpei

kamada


タカヤ



 

写真は、4:3の画像はタカヤのパナソニック LUMIX DMC-FT1 16:9の画像はSONY HDR-XR500のPhotp画像とムービーからの静止画切り出し

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