2012年4月14日(土)
三段山スキーツアー(口だけお達者クラブ)
天候:快晴
気温:5度
風速:無風〜2m/s
雪量:十分
雪質:ハードバーンの上に2センチの新雪。クラストと2センチ程度の新雪のミックス
コース:白銀荘9:15-11:30三段山山頂11:55-12:20大テラス1428mにて焼肉会13:30-13:50白銀荘
メンバー:大西、田中パパ、田中ママ、ぱっちまん、スーさん、キャプテン、欣平さん、あのっち、T田さん、タカヤ、Aさん、chaさん、Mix 計12名+1犬
僕らは、快晴の予報で動かない訳にはいかない。そして焼肉をやらずにいられない・・
春になり焼肉にさかった僕らは、今シーズン初の三段山焼肉ツアーを開催した。
12名+1犬の大ツアーは厳冬期では考えられないことだが、もう春だし・・(^_^;)
富良野岳も三段山も、先週と比較すると入山者が少なかった。そこに続々と三段山クラブ員達が集結。さらに前十勝に入山するHさん達ご一行とも遭遇。春の陽気と人数で異様に盛り上がりつつ(花見心理)、大量の焼肉装備を各員に振り分けて出発。
し かし、舞い上がったクラブ員のハイペースと先週の吹雪模様とはあまりに違う暑さで汗だくになり、登りだしで思いの外体力が奪われた。さらに大西は焼 肉用ビール(ノンアルコール)3缶を車に忘れたことに気づき、モチベーションが大幅に低下。以降、休憩の度に「ビールが無い、俺のビールが・・」と言いな がら、あるはずの無いビールを捜してザックをひっくり返し続ける始末。
皆さんやられ気味で、後半はかなりペースが落ちていたが、山頂直下で”口だけお達者クラブ”が「おらー、もっとペースアップしろ!」だの「あずってんじゃねーぞ!コラ」だのと下品な激を飛ばしていた。しかし、その本人の足はまったく上がっていない。
そうこうしているうちに山頂に到着。こちらも快晴無風。
早速、フリコ沢上部でピットチェックをして積雪安定性を確認し、山頂からドロップすることにしたのだが、肝心の雪質が・・微妙。
これは滑ってみないと分からない。
フリコ沢をファーストで滑ることが好きな人=「田中パパ」に見事なファーストを決めてもらったのだが、パパからの無線は「雪質は、大丈夫と思えば大丈夫」などというあまり役に立たない情報ばかり。後続では転倒者が続出した。
実際滑ってみると、ハードバーンの上の薄い新雪が悪さをするのか、時々板が抜けて転びやすい状態だった。
北壁ではクラスト面と薄い新雪がミックスされてさらに滑りづらくなっていた。
それでも最悪のモナカ雪という訳では無いので良しとしよう。
登り返すほどの雪質ではないと判断した僕らは、直ちにテラスに長大な雪のテーブルを設営。ストーブを2個使って主目的である焼肉に突入。大量の肉が焼かれ皆黙々と肉を平らげていった。
大西は欣平さんからビール(ノンアルコール)を一本恵んでもらい、至福の時を過ごすことができた。
下山後には、H本さん達と白銀荘前でナガ靴スキー大会を開催し、いかに派手に転ぶかを競った(クリフを飛んだ(落ちた?)強者もいた)。
あぁ・・よい焼肉ツアーだった。
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