2012年4月28日(土)
三段山スキーツアー（川上さん、ありがとう）

天候：快晴
気温：12度
風速：無風〜1m/s
雪量：ぎりぎり
雪質：ザラメ
コース：白銀荘9:30-12:10三段山山頂12:30-13:00大テラス1428mにて焼肉会14:20-14:45白銀荘
メンバー：大西、スーさん、kinpeiさん　計3名

十勝山系は、この一週間で急速に雪解けが進んでおり、全体的に例年の5月中旬程度の雪解け状況になっていた。
富良野岳は、ヌッカクシ富良野川が増水していて渡渉が困難な状況。
ジャイアント尾根の尾根上は全面ハイ松が出ていた。
三段山は、山頂付近までスキーで上がれるのは恐らく今日まで。
ノーマルルート(夏道ルート)の雪は二段目上、東壁付近が分断寸前。今後はクラッシックルート（南西ルート）を登ることになりそう。
前十勝は、雪が沢状に残っている状況で、表面がかなり汚れてきていた。

富良野岳には人影無し。三段山もGWの初日だというのに比較的入山者が少なかった。
今回は三段山クラブも少数精鋭体制。人数に不釣り合いな大量の焼肉装備とビール(ノンアルコール)を持って出発。
今回のツアーのテーマは「癒し」。のんびりと休みながら登る。
それにしても、始終雪の少なさには驚かされた。特にノーマルルートの2段目上の雪は切れる寸前。そこから上の雪筋も細い。
山頂手前でスキーを脱いで登頂。山頂は風も無く暖かく穏やかだった。

山頂でB-TECHの川上さんのツアーと出会い、「ここで焼肉をすると川上さんに食べられちゃうからなー、さっさと滑りましょうか」などと失敬なことを言いつつ（本当にすみません）、フリコ沢への滑降準備を始めた。
すると・・kinpeiさんが呆然とした様子で「ごめんなさい・・ごめんなさい・・」とつぶやき始めるではないか。これは・・さてはビールを忘れたな！と思ったら、G3のヒールピースが割れてしまったとのこと。さらに、まだ新しく、あまり使用していないビンディングだったので予備ピースは持ってきていなかったとのこと。すわ、片足スキーで下山か！！と思いきや・・
「これ使いな」。
神の声、いや川上さんの声だ。予備のO1のヒールピースを快く提供してくれて、無事下山。
あとはお約束の焼肉！川上さん、ありがとうございます。

あぁ・・今回もよい焼肉ツアーだった。