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2014年4月20日(日)
前十勝スキーツアー
(テクニカルな雪が楽しい)

天候:快晴
気温:5度
風速:無風〜1m/s
雪量:十分
雪質:上部はウィンドクラストとアイスのミックス、途中は腐り気味の雪、下部はフィルムクラスト
コース:白銀荘-前十勝1,717m-白銀荘
メンバー:大西(CL)、スーさん、田中パパ(SL)、タナカズさん 計4名

天気が良いのは分かっていたが、問題は雪質。
遠くから見えた十勝岳連峰は、雪面が日光を反射して光っていた。これは少なくともパウダーでは無い事を示している。最悪なのはモナカだが、これは行ってみないと分からない。
富良野岳は、まだコンディションが良さそうなのに人気が無くガラガラだった。三段山には沢山の入山者がいたので、今回は前十勝を登ることにした。
ちなみに、三段山から下りてきたKさんによると、雪質はガリガリだったとのこと。
前十勝も、登っている間の雪質はずっとクラスト〜モナカで芳しくなかった。ピークを目指して時間調整し、日射で雪が少しザラメ化するか腐るのを期待することにする。
雪量は豊富で、正面スロープに岩やハイマツはほとんど出ていなかったが、高度を上げるに従い雪質がアイスっぽくなってきた。
途中でスキーをデポしてツボ足としたが、油断すると滑落しそうな状況になってきた。これ以上はアイゼンが必要と判断し、1,717m地点で引き返すことにした。今日の前十勝は意外と手強い。
眺めの良い場所があったので、そこで疑似焼肉を行った。
疑似焼肉とは、コンビニで買ったペッパービーフや生ハム、牛タンスモークなどを「ジュージュー」と言いながらつまむこと。これと疑似ビール(ノンアルコールビール)で疑似焼肉を終了し、滑降開始。
上部の雪はざらめ化してくれず、ウィンドクラストとアイスのミックスのままだった。しかし、滑ってみると意外と乗れた。
中盤から雪が少し腐ってきてテクニカルな雪質になり、時々板を取られそうになったが、この雪質も面白い。スプレーを上げながらの滑りを楽しめた。
下部の平坦なところはフィルムクラスト。こちらも面白い。結果的にはモナカはほとんど無く、様々な雪質を楽しめたツアーとなった。
さらに、田中パパ特製の前十勝ザラメシャーベットを振る舞ってくれた。ありがたや。




雪面が光っている十勝岳連峰
あまりよい兆候ではない


富良野岳
こちらのコンディションも良さそうだが・・



ガランとしたバーデン前
あの賑わいはどこへ?まだまだ滑れるのに


入山口

前十勝へ


渡渉地点 危うげなスノーブリッジ
先週1人落ちたらしい


カバワラ尾根を目指す


千春沢の様子

前十勝ピークを目指す


スーさん&田中パパ


富良野岳


タナカズさん
スキーをデポしてツボ足で登る


雪が堅く、登りづらい


ピークは諦めて、疑似焼肉開始!


田中パパ&タナカズさん


素晴らしいパノラマを眺めるスーさん


最高到達地点で記念撮影


体も冷えてきたので、下山する



デポ地点でスキー装着
板を流さないように慎重に・・


田中パパ
この辺りは、まだ雪が堅い


スーさん


タナカズさん



タナカズさん


スーさん


田中パパ


タナカズさん



スーさん

タナカズさん

田中パパ
「GOTAMA」効果か、派手にスプレーが上がる


タナカズさん



スーさん

フィルムクラストが広がる斜面で休憩

田中パパが、ザラメシャーベットを作ってくれた


ザラメシャーベット雪=カップ山盛り+コンデンスミルク=たっぷり+ウィスキー=ドクドクドク。で、かき混ぜる。食べ始めは、大人版かき氷。解けてくると、カクテルになる



美味しい

とても美味しい

フィルムクラストのフィルム


前十勝と三段山



前十勝を振り返る

上富良野から見た十勝岳連峰

写真は、大西のOLYMPUS Tough TG-2、滑降シーンはSONY HDR-GW77VのHDムービーから静止画切り出し

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