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2010年9月23日(秋分の日)
安政火口登山(温泉たまご大作戦)

天候:曇り
気温:6〜8度
風速:無風〜3m/s
コース:凌雲閣(11:00)〜(12:00)安政火口(12:40)〜(13:25)凌雲閣
メンバー:大西ファミリー 計4名

気が付くと、今シーズンはまだ一度もファミリー登山に行っていなかった。
なんだか残念だなーと思っていたが、秋分の日にたまたま家族全員のスケジュールが空いた。天候も悪くない。
この機会を逃すと今シーズンは一度も山に入らずに終わりかねないので、急遽登山することにした。
久しぶりなのでキツイ山は無理。でも登山+αの楽しみも欲しい。うーん・・そうだ!安政火口へ温泉たまごを作りに行こう!
前日の夜に、金属ボウルに細引きを取り付けて温泉たまご装置を製作。今朝黒岳に初雪が降ったということで、かなり冷え込みそうだ。それだけが心配。
翌日、防寒装備を調えて出発。

久しぶりの十勝連峰。無積雪期に安政火口を目指す登山は初めてだ。
混雑している凌雲閣駐車場からのんびりと歩く。
一応紅葉しているが、色がくすみ気味であまり綺麗ではない。
途中、三段山への分岐で休憩。崩落のために三段山への道は閉鎖されていた。この時初めて三段の沼を見物し、三段山には火口だけではなくて沼もあったのだと感心する。
間もなく安政火口へ。増水があったとかで道はかなり荒れていたが、子供達はその方が楽しいようだ。
見上げた上ホロは薄く雪化粧していた。さすがに寒い。
一面瓦礫の中、道を探しながら噴煙の方向へ。硫黄の刺激臭と真っ白な噴煙に囲まれ、自分達が火口の真ん中に居ることを実感させられる。
噴煙に囲まれた平らな場所を目的地とした。
早速温泉たまご装置に卵を入れ、うろうろと手頃な噴気口を探し回る。あまり勢いのある大きな噴気口は怖いし、小さすぎるとたまごがうまく茹でられない可能性がある。なかなか難しい。
やっとちょうど良さそうな噴気口を見つけて、噴気口近くの蒸気に手をかざしてみて驚いた。「熱い!」見かけよりずっと高温の蒸気・・グローブをしていなかったら、間違いなくやけどしていた。
そこへ温泉たまご装置をセットして5分(ベストは7分くらいか?この時間も難しい)。引き上げて殻を割ってみたら絶妙な半熟温泉たまごに仕上がっていた。
さっそく塩を振りかけて食べてみる。旨い!マヨネーズも持ってきたが使う気にならなかった。やっぱりゆでたまごは塩に限る。子供達も大喜び。安政火口温泉たまご作戦は大成功だった。
しかし、やっぱり寒いので早々に退散する。できればもっと暖かい時期に来たかった。

帰りに白銀荘に寄って入浴。管理人さん達に「夏にはさっぱり姿を見せないね」と笑われた。もうすぐ山スキーでお世話になります。




久しぶりの富良野岳&ホコ岩


凌雲閣駐車場
ほぼ満車状態


入山口
さぁ!出発!


最初は平坦な道を行く


だんだん道が荒れてくる
正面に雪化粧した上ホロが見える

次男が少し遅れ気味

途中、三段の沼で休憩

初めて見た三段の沼
小さいけど綺麗だった


再び安政火口を目指す


分岐点手前の休憩ポイント

記念撮影、撮影は長男

いよいよ安政火口へ

岩場が連なる
子供達は喜んでいた

増水の影響でえぐれたルート


化物岩直下を通過


大岩

前方に噴煙が見えてきた

先行して偵察している長男

足下からも噴煙が出ている


到着

探し回って、ちょうど良い大きさの噴気口を発見。さっそくたまごをセット

ゆであがるまで、しばし待つ

5分経過。早すぎるかな?と思いつつたまごを回収

殻をむいてみると・・

見事な半熟たまご

子供達もご満悦。おかわりして食べていました

ゆっくりしたかったけど、寒いので早めに下山。下山前の準備体操中

嬉しかったのか、浮かれて降りる子供達

久しぶりの白銀荘。こちらも混雑していました

白金温泉の「青い池」
駐車場が整備され、目玉観光ポイントと化していました。大変な賑わい。

記念撮影
お疲れ様でした
もっと登山に行く予定だったのに、多分これが今シーズン最初で最後の登山。来シーズンはもっと行きたいねぇ。



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