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2003年5月11日(日)
十勝岳望岳台スキーツアー(スキー納めパーティ?)

今回のツアーは、スキー納めパーティ。いや、本当にスキー納めをするわけではないが、ここら辺で一発ケジメをつけようということだ。主催は三段山クラブレディース隊。女性陣が主催するだけあって豪華な食事が予定されている。男どもはそのおこぼれに授かりつつ、周囲の美味しそうな斜面を滑りまくろうという趣向。

快晴の予報だった天気は、ずっと高曇りだった。しかし風が無いので暖かい。
雪質は昨日とは打って変わって滑りやすいザラメになっていた。
十勝岳避難小屋付近にパーティテーブルを作り、お食事会(たこ焼き、チーズフォンデュ、オープンサンド等々・・)をしながら周辺の斜面を滑ってみた。前十勝とグラウンド手前の斜面を滑ったが快適。周辺にはまだまだ沢山の雪が残っている。つい滑りすぎて、帰路についたのは4時を過ぎていた。

コース:望岳台〜避難小屋〜周辺の斜面
天候:高曇り
気温:7〜10度
風速:0〜1m
雪質:適度なザラメ
雪量:望岳台から避難小屋まで、8割程度シール登高ができる
メンバー:旦那、ゆきこ、A部(シロクマ改めMr.MARIC)、キャプテン、かっちゃん(俺流)、ぱっちまん、N崎、しずちゃん、リチャード、あやぼん、なまこちゃん 合計11名

コースタイム:望岳台9:45-10:50十勝岳避難小屋(1322m)16:08-16:35望岳台

トラックログ図(赤が登り、青が下り)


まだまだ雪がある十勝岳周辺

望岳台駐車場に集合

最初の300mくらいは板を担ぐ

その後、かろうじてつながっている残雪をシール登高していく

レディース隊の面々

なぜか、頻繁に上半身を露出していたリチャード

N崎夫妻
カッコイイ

十勝岳避難小屋に到着
まずパーティテーブルを設営する。ここがベースになる

ビールで乾杯したり、軽食を摂った後、前十勝方面へ出発

62-II火口近くから、滑降開始
Mr.MARIC

クラストと新雪が波上に続く、難しい雪質だった
Mr.MARIC

なまこちゃん

深い新雪に突っ込んで、盛大にスプレーを上げる

リチャード

ぱっちまん

右手の甲を骨折した、問題の滑降シーン
かっちゃん

クラストした部分に板を跳ね上げられた後、山足が新雪に突っ込んだ

そのまま前のめりに転倒。その際右手がストラップに強く引っ張られるように雪に深く刺さったとのこと。
この時点で骨折したと思われる

前転した後、素早く立ち上がって滑っていたのだが・・

あやぼん
ハイサイド、後ろ転び

ボウル斜面へ移動

N崎

ぱっちまん

Mr.MARIC
ジャンプターンで降りてきた

リチャード
雪庇ジャンプを試みる

かっちゃん
この頃、すでにポールを握れなくなっていた。
けど、飛ばしていた

なまこちゃん
ジャンプ気味にエントリー

なまこちゃん
ガニを入れた深い姿勢が特徴

あやぼん

一滑りが終わって、いよいよパーティ。
チーズフォンデュ?

なんと、たこ焼き

盛り上がる

あんまし楽しすぎて、少々時間オーバー

3時過ぎに、再び登り返し

今回は、グラウンド手前の斜面を目指す

グラウンドに到着

気持ちの良い斜面だ・・

Mr.MARIC

ゆきこ

ぱっちまん

なまこちゃん

リチャード

N崎

あやぼん

岩場を滑る
Mr.MARIC

ぱっちまん

リチャード

なまこちゃん

ゆきこ

N崎

あやぼん

フェーキーにトライするリチャード

良い雪だった!

しずちゃん

キャプテン

スキー場跡の斜面も気持ちよかった。これにて「スキー納め」終了
今回、残念なことに”かっちゃん”が一本目の滑りで転倒し右腕甲を骨折。自力で下山できたがギプスが取れるまで三週間・・シーズン終了間際の痛いアクシデントだった。
振り返ると、骨折、靱帯切断、打撲、むち打ち症?、切り傷、腰痛、靴づれ、鼻血等々数知れず・・あまりにも怪我人の多い03シーズンだった。
不注意や装備不足による怪我の防止は可能だが、このような転倒による怪我を防ぐことは非常に難しい。怪我の後、いかにリカバリーするかを常に考えていきたい。

ちなみに、パーティ後のテーブルは完全にフラットな状態に戻され、汁類の染みこんだ雪はぱっちまんの指導により完全に撤去して持ち帰った。このような雪中宴会のマナーは徹底していこう。


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