ツアー記録目次  Top Page
2004年2月22日(日)
藻琴山スキーツアー(道東トリップ-2)

道東トリップと称して、土日にかけてタケノコ山と藻琴山へ遠征した。メンバーは、旦那、かっちゃん、ぱっちまん。22日の行程は、釧路市〜藻琴山〜旭川市。


朝5時に二日酔いで目覚める。強烈に腰が痛くて、しばらく起きあがれない。靴下を履くのにも苦労する。かっちゃんは・・「え?ケツですか?すごく痛いですけどそれが何か?旦那さんは?」「うーん、普通に重傷ってところかな?」「やっと、俺たちのツアーらしくなってきましたね。じゃあ、出発しますか」
6時出発、8時30分に藻琴山登山口着。旦那は、到着するまで後部座席で腰を保護するために寝かせてもらっていた。
残念ながら藻琴山はガスに包まれていた。でも、雪は凄く良い。
藻琴山を知り尽くしたかっちゃん&リチャード達の案内は頼もしい。
前半は北見から来たというテレマーカーの方、後半は、弟子屈のS野さんと一緒に行動した。
旦那の腰は、歩いているうちにだんだん具合が良くなってきた。かっちゃんのケツの痛みは滑りには関係ないので、どうでもいいらしい。尾根まで上がってから、適度な斜度の疎林帯、通称「メロウ谷」を滑り降りる。この一本目で、ハイスピードで立木を避けようとしたぱっちまんが、逆エッジのハイサイドを喰らって立木に空中から衝突。「バコーン!」という大きな音がして、ザックのショルダーベルトがちぎれ飛んだ。一瞬、皆ぱっちまんが死んだかと思ってシーンとしたが、立ち上がってくれたのでホッとした。
とっさに体を捻ってザックを木に当てて衝撃を食い止めたとのことで、ぱっちまんでなければ本当に死んでいたかもしれない。しかし腰を打撲してかなり辛そう。例によって鎮痛剤を飲む「かなり痛い。俺だから耐えているけど、普通の人ならあかんで」。
とりあえず、病院へ直行するほどではなさそうなので?ツアーを続行した(これがぱっちまんじゃなかったら、ツアー中止&病院行きだったろう)。午後3時過ぎまで何度も登り返して、藻琴山を滑りまくった。
アクシデントはあったが、藻琴山は本当に良いところだ。変化に富んだ斜面がたくさんあり、アプローチも容易。旦那は一度でファンになってしまった。
さて、帰りは三名とも体の具合がよろしくない上に、台風級の低気圧の直撃を喰らい、かなりエクストリームなドライブになった。
猛吹雪の中、美幌峠のゲート閉鎖作業をすり抜けて、視界不良&オーバーヘッドパウダーの道を走る。家に着いたら真夜中。お疲れ様でした。

天候:曇り〜ガス
風速:0〜7メートル
気温:-2〜-5度
雪量:十分
雪質:脛パウ〜一部モナカ
コース:藻琴山 メロウ谷、シュート1 登り返しまくり
メンバー:旦那、かっちゃん、ぱっちまん、リチャード、彩ぼん 計5名


藻琴山への登山口


良い感じのアプローチ
疎林が綺麗だ

いよいよ滑降
リチャードがフルフェイスメットを被る。なまらカッコイイ

まずは、四名同時スタート!
幅広いオープンバーンを目一杯使っての滑降だ

TVのCMに出てきそうな、疎林斜面
リチャード

ぱっちまん
思いっきり飛ばしていたら・・立木に激突!

激突後、外れてしまったショルダーベルトを修理している様子

ホワイトアウトの中を登り返し

彩ぼん
上手くなったね〜

かっちゃん

リチャード

ぱっちまん

通称”メロウ谷”を滑る
かっちゃん

ぱっちまん
さすがに、慎重に滑っていた

リチャード
ポールよ折れろ!と言わんばかりの激しいショートターン

あやぼん
まったり滑る

かっちゃん
常に全開

通称”シュート3”を滑る
ぱっちまん

リチャード
カッコつけすぎて、この後転倒

かっちゃん

登り返し〜
この日の登り返しは多かった!旦那のシールは最後には粘着力0に

雪が激しくなってきたが、滑り続ける
リチャード

彩ぼん

休憩中
フルフェイスの欠点〜鼻がかめない
飯を喰いにくい

泡盛を飲んでみる・・飲みづらい

それはさておき、ひたすら滑る
リチャード

かっちゃん
ハイスピードでスプレーを上げる

S野さんと途中で一緒に滑る

「このまま気分良く終わってはダメだ!これよりシュート1を滑る・・」とのかっちゃんの宣言で、厳しいシュート1へ向かう

半端じゃないモナカのシュート1をぶっ飛ばすかっちゃん。しかし!フードを被ったままなのがダサイ

対面の急斜面は雪が良かった
ぱっちまん

リチャード

彩ボン
おお!彩ボン、格好いいぞ!

S野さん、
もちっとタイトスタンスにした方が良いね
今回の反省
●ぱっちまんの立木衝突
1.立木の回避法
立木をポールのように捉え、立木の前でターンせず、立木を越えてからターンするよう心がける。
2.適切な板の選択
ぱっちまんが衝突したときに履いていたのは、ROSSIGNOL バンディットXXX。曲がりづらくスピードの乗りやすい板だ。樹林帯には不向きだった。
3.ヘルメットを被ろう
4.鎮痛剤は必携

●旦那の腰破壊
1.さらなるダイエットの推進(現在81Kg)
2.腰に負担を掛けない乗り方の研究
3.歩行運動により、腰の痛みが快方に向かうこともある

●かっちゃんのケツ粉砕
1.山を下りても油断しない
2.風呂の縁石は滑りやすい
3.鎮痛剤は必携

ツアー記録目次  Top Page