2005年1月4日(火) 富良野岳スキーツアー(フルラッセル・パウダー深すぎ) 今日は、気温が低くてコンディションが良さそうだった。 富良野岳に9名もの人数で入山するというのは、あまり好ましくなかったが、二手に分けるのも中途半端だったので、そのまま入山した。 驚いたことに、今回の富良野岳に入山したのは我々だけだった。前日のトレースは30センチほど積もった雪でリセットされていたので、全員でラッセルを交代しながら進む。夕べ飲み過ぎた二日酔い組は元気がない。旦那も脱水症状で500mlの水があっと言う間に空になった。 森林限界から上はホワイトアウト状態。 風向きから判断して、ベベルイ沢を避けて西側斜面を滑った。締まった雪の上に積もった軽いパウダーを滑るのは、とても気持ちが良い。ただしオーバースピードに気をつけるように、全員に無線で注意が飛ぶ。 沢のボトム付近まで滑り降りてきた皆が歓声を上げた。ハイスピードのパウダーランほど気持ちの良いものはない。 あまりの好条件に感激して、登り返して平行する斜面を滑る。 このあたりのルートは、とても複雑で分かりにくく、かっちゃんや、ぱっちまんが案内してくれないと迷ってしまう。 10mもずれるとラインを見失うので、この日はGPSを持っている旦那でも迷った。 再びボトム付近から登り返して別のルートへ向かったが、旦那はどうにもモチベーションが上がらない。 自分を含めて体調が悪そうな人も居るし、次に向かっているルートは大人数には不向きの雪崩の危険性のある斜面だったので、ここで4名と5名の二手に分かれる事にした。 旦那達はジャイアント尾根のベベルイ側をギルランデ気味に滑って帰還した。 このルートは富良野岳ではノーマルルートとも言えるもので、シールを再装着することなく帰還できる。 北尾根TGRでは、10センチ程度のスラフが発生していたそうだ。 天候:曇り〜吹雪 風速:0〜5m 気温:-5度 雪量:十分 雪質:ディープパウダー 風成雪多し コース:バーデン前〜ジャイアント尾根 メンバー:旦那、田中家、ぱっちまん、かっちゃん、スーさん、まりっく、こざる Mix 計9名+1犬 |