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2007年3月17日(土)
ホコ岩シュート滑降(さよなら、うらっち)

前日にかっちゃんからメールが入った。「明日、うらっちとホコ岩シュート入ります」。


天候:快晴
気温:無計測
風速:ほぼ無風
雪量:十分
雪質:20センチ程度の重めのパウダー
メンバー: かっちゃん、うらっち 合計2名


以前からホコ岩シュート滑降の撮影について話していたこともあり、かっちゃんからのメールを受けて急遽ツアー計画を変更。凌雲閣から三段山に入山することにして、そこで撮影を行うことになった。
かっちゃん&うらっちは、入山時間に合わせるために7時から富良野岳を登り始め、9時丁度に滑降する。
旦那は三脚付きのビデオカメラ二台。SさんはNIKON D40でかっちゃん&うらっちを撮影した。以下の写真は全てSさんによるもの(一部旦那がトリミング)。
ちなみに、うらっちは三月いっぱいで北海道から実家のある九州へ帰ってしまう。餞別代わりに急遽ビデオを編集した。

下界から雲に霞む富良野岳を撮影する旦那

富良野岳入山口でも撮影
5時30分から滑っているという安田さんと出会う。

丁度北尾根を詰めている二人が見えた

ホコ岩直下はシュカブラが多いので、少し北尾根よりに高度を下げてエントリーする

上部は広くて比較的なだらかな斜面だが、その先で急に落ち込む

ホコ岩シュート全景

カウントダウンの後、
9時20分46秒 かっちゃんが滑降開始

最初から飛ばす

核心部でもまったくスピードを緩めない。
パウダーの尾を長く引きながら滑降していく様子は壮観だ

シュートの終端近くがもっとも細くなる
9時22分 滑降終了

うらっち滑降準備
当然、核心部のかっちゃんの滑降の様子は上部からはまったく見えない。
かっちゃんから無線で、シュートのコンディションが伝えられる

9時24分 うらっち滑降開始

シュプールを絡めながら核心部へ

うらっちも攻めに徹した素晴らしい滑降を見せてくれた

ロート状の難所へ

難所をすべてクリアして
9時25分40秒 滑降終了

凌雲閣前撮影隊
無事撮影を終えてガッツポーズ
滑降の様子は右側のビデオでどうぞ
070317hokoiwa.wmv(26.3MB)
070317hokoiwa.mov(45.6MB)

かっちゃんからのコメント:
ホコ岩シュートムービー旦那さんの天才的編集のお陰で、かなりかっこよくなってますね。滑った僕もうれしいです。
ホコ岩シュートは毎シーズン1回は滑るんですが、はっきり言って危ないです。最近はたくさんの人が滑ってるようですが、よくこんな危なっかしい日に滑るな〜と思ったりしています。ボードだったら多少悪くても滑れるんだろうな〜。
このムービーを見て滑りたいって思う人がたくさんいると思いますが、数日の天候、風向き、温度などよく見てから滑るようにしたほうがいいと思います。自分のモチベーションも大切ですね。僕もこの日しかない!って日に滑るようにしてます。でもドロップする瞬間はすごく緊張します。何年か前に死にそうになりましたからね〜。
まあ説得力があまりないですが、滑る人はそれなりの覚悟をして挑みましょう!

旦那より:
さて、かっちゃんも警告していますが、ホコ岩シュート滑降は下手をすると
2004年3月25日(日)富良野岳ホコ岩シュート滑降クロニクル BY かっちゃん
こうなりますので、ご注意下さい。旦那なら(絶対行かないけど)死んでますね。
凌雲閣で待ちかまえていた我々も、いざとなったら救出に行けるように打合せしていました。

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