2008年12月21日(日) 富良野岳スキーツアー(なんとかシーズンイン) 天候:くもり まだ全体的に雪が不足気味なカミフ山岳エリア。ここは富良野岳に期待するしかない。 樹林帯は予想通り雪が少なくてブッシュが濃い。枝をかき分けながらジャイアント尾根へ向かうが、ベベルイ沢も完全には埋まっていないので沢を越えるポイントを一段奥にずらす。 二十二林班沢も上部は滑降不可、かっちゃんの案内で下部にラインを見つけ、とりあえず一本滑る。 雪質は難しかった。堅めの層の上に新雪が載っているのだが、油断すると堅めの層に板が刺さって吹っ飛ぶ。 メガワットなどの太板を履いているメンバーは余裕の滑りでうらやましい。 登り返して今度はベベルイ沢へ、弱層テストでは-20cmでピットを掘る途中で切れる評価5の弱層。その下にも15cmおきに評価4の弱層が二カ所あった。 すでにたくさんのスキーヤーが滑っているので、我々もスキーカットを試みた後、一名ずつ慎重に滑降する。 ここも中途半端な新雪で難しい雪。でもオープンバーンがあるだけマシだろう。 そのままブッシュの間を縫うようにベベルイ沢のボトム近くを帰還。もう二降りくらい雪が降って欲しいコンディションだったが、何とか富良野岳もシーズンインできたといえるだろう。 |