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2010年3月20日(土)
前十勝スキーツアー(微妙な雪質、微妙な天気)

天候:くもり時々雪
気温:-2〜3度
風速:無風
雪量:十分
雪質:パック気味の雪とサンクラスト
コース:白銀荘〜カバワラ尾根〜白銀荘
メンバー:大西、スーさん、キャプテン、kinpeiさん 計4名

大荒れの予報の週末、嵐の前の静けさの土曜日に前十勝に行ってみた。


まず白銀荘に集合し行き先を協議した。
雲が低いので三段山ではホワイトアウトになる可能性がある。
前十勝はカバワラの樹林帯を滑ればホワイトアウトでもなんとかなるが、雪質がよく分からない・・
悩んだ末に前十勝へ行くことにした。

登ってみると、薄く〜厚くパック気味の雪、さらに所々で雪が飛ばされて昨日のサンクラストが露出している部分がある。うまく滑ることができるか分からない・・微妙。
天気も曇ったり雪になったり、薄日が差したり・・微妙。
良い雪の希望を託した千春沢の中も風が走ったらしく、クラストしていて全滅。
なんとも煮え切らない雰囲気のまま、だらだら高度を上げていった。
振り返ると、HYMLオフミの皆さんの大集団が見えた。これは・・このままでは彼らが登ってくるところを滑り降りることになる。この雪質だと転びまくってみっともない姿を見られれるのではないか?「あら、三段山クラブってたいしたことないのね、ホホホ」とか・・
などと勝手に心配していたが、彼らはカバワラ尾根の手前からボウル斜面の方へ行ってしまった。

カバワラの上まで上がったが、視界も悪かったのでそこから降りることにした。雪質的にカバワラ尾根上を滑るしかない。
滑ってみると・・意外と滑れる。時々クラスト斜面にぶつかるが、視界が良いので対応できる。
しかも天気も晴れてきた。こうなると癖のある雪質も楽しめる。「ヤッホゥ!」と自然に声が上がる。
下山にはまだ時間が早いので、SRTをすることにした。
今度はkipeiさんとキャプテンがリーダーとなって埋没ビーコンを探す。
2人ともリーダーシップを発揮して10分以内に1メートルの深さに埋没していた小さなバックを掘り出してくれた。
では、これから露天風呂で今日のツアーを仕上げよう!



白銀荘前では、明日から開催される湯喜まつりが準備されていた。
雪だるまが出迎えてくれる



出発準備


樹林帯を抜ける
湿った新雪が積もっていた

前十勝全景
視界が微妙で、どうにも嫌な感じ

気温が高くて汗ばむ

Dakota20の様子
今回は調子がよい

カバワラ尾根へ


ご覧のようにカバの立ち枯れが目印になるので、最悪の視界でもなんとかなる

クラストが薄くパックされていて、とてもスリップする


このあたりで降りよう


スーさん


スーさん
意外と滑りやすくて驚く


天候も回復してきた


キャプテン
ちゃんとパウダーも上がる


kinpeiさん


スーさん

kinpeiさん


kipeiさん



キャプテン


スーさん


kinpeiさん



キャプテン


カバワラに気持ちの良いシュプールを刻むことができました


ここでセルフレスキュートレーニング(SRT)開始


リーダーを換えて2回行いました
結構ハードで、私は汗だくでした


前十勝よ、ありがとう



 

写真は、大西SONY HDR-XR500のPhotoと動画からの静止画切り出し

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