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2010年5月23日(日)
三段山スキーツアー
(雪はあるが・・暑すぎ)

天候:晴れ時々曇り
気温:14〜19度
風速:無風〜3m/s
雪量:十分
雪質:浅いザラメ、樹林帯では深めのザラメ。
コース:白銀荘前(9:20)〜(11:30)西の谷最上部1671m〜(11:50)〜西の谷下部で焼き肉〜白銀荘前(14:30)
メンバー:大西、kinpeiさん、太田さん 計3名

今シーズンは残雪が多いと聞いていたが、雨などで最近は融雪が進んでいるようだ。
雪のある今のうちにと十勝山系へ向かった。
メンバーには北大探検部の太田さんに加わってもらった(サンキュー)。


白銀荘前は残雪スキーを楽しむスキーヤー達で賑やかだった。下界からの観察では前十勝も三段山にも十分雪があったが、残雪期の長い前十勝は後の楽しみに取っておくことにして、今回は三段山を目指すことにした。
三段山は残雪を繋げばノーマルルートでも山頂直下まで到達できそうだったが、滑り重視で西の谷のルートを選択する。
キャンプ場右側の樹林帯には雪がたっぷりあったので、そこをスキーで登る。1段目もまだ十分滑降可能。ただし腐り気味で汚れた雪質。
登りだしてすぐ、あまりの暑さに閉口した。もう少し風が欲しい。時々雲がかかるとスーッと涼しくなる。
西の尾根は、西側の雪が溶けているのでかなり下を巻くようにトラバースする。西の谷には目論み通り雪がたっぷりあった。
急傾斜の西の谷を直登して、間もなく稜線に手前に到着。そこにスキーをデポし、二メートルほどハイ松をかき分けて稜線へ。
目前に安政火口が広がり、その向こうから上ホロが迫力ある姿を見せてくれた。しばし素晴らしい景観を楽しんでから滑降開始。
ザラメの雪は滑りやすくスピードが乗る。このあたりではほとんどブレーキもかからない。
西の谷の途中から三段山噴火口へトラバースして滑ってみたが、こちらの斜面の雪は今ひとつだった。素直に西の谷のボトムを滑った方が良かったかもしれない。
西の尾根の下で恒例の焼き肉。ノンアルコールビールをお供にたっぷり一時間ほど楽しんでから少し登り返し、あとはそのまま白銀まで。
樹林帯の雪は酷いストップ雪で、とても疲れた。それでもキャンプ場まで滑ることができたのはありがたい。
さて、三段山は来週末くらいが快適に滑れる限界だろうか。前十勝にはまだまだ雪が豊富にある。

 


望岳台〜吹上温泉間の道路から見た十勝岳



十勝岳グラウンド付近の様子
グラウンド下とボウル斜面に雪が多い


前十勝
千春沢の残雪が長い

三段山
東谷にも西の谷にも雪がたっぷりある

富良野岳
ベベルイ沢は雪だらけだ

白銀荘前


旦那の車から出てきたのは・・
スキー&リカンベント!?


kipeiさんが軽く走り回る
恐らく三段山付近を走った初めてのリカンベント

さぁ、出発!


キャンプ場からずっとスキーが使用可能


1段目の様子


クラシックルートから西の谷へ


三段山噴火口の向こうに富良野岳が見える


西の尾根を下方からトラバース


西の谷全景


あまりの暑さに、ハイ松の木陰で休憩

西の谷を登る


前十勝が見えてきた



谷の最上部。ここにスキーをデポして少しハイ松を漕ぐ



稜線


上ホロの勇姿



雄大な安政火口の景観を眺めながら休憩


滑降開始!

太田さん


kinpeiさん







西の谷核心





クレパスを越えて


三段山噴火口の斜面



登り返して西の尾根を滑る







焼き肉編
初夏のスキーツアーといえば焼き肉

今回は、kinpeiさんの用意してくれたホルモン焼き?

ひたすら食べ・語る。至福の一時

西の谷を振り返る
さらば三段山

十勝山系
新得側から雲がこぼれてきた

 
 

写真は、大西のパナソニック LUMIX DMC-FT1の静止画とムービーからの切り出し(滑降シーンのみ)

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