2013年5月26日(日)
三段山スキーツアー(山頂焼肉)
天候:快晴
気温:15〜20度
風速:0〜5m/s
雪量:十分だが、山頂までスキーで到達できるのは今回まで
雪質:深めのザラメ(湿雪雪崩あり)
コース:白銀荘〜三段山〜白銀荘
メンバー:大西(CL)、T田さん(SL)、Mさん 計3名
今回は文句なしの快晴。望岳台〜吹上温泉線もやっと開通し、旭川からずいぶん来やすくなった。
ただ、快晴すぎて暑さで体力が奪われて辛かった。日焼け止めとシールワックスは必須。
雪は先週と比較して劇的に減少してしまった。今回は山頂までギリギリ雪が繋がっていたが、来週末には溶けてしまうだろう。
それでも、昨年と比較すると1ヶ月くらい遅くまで雪が残っている印象だ。
当初は山頂手前から滑降しようと思っていたが、せっかくだからと山頂まで上がってみた。山頂からの眺望は素晴らしく、十勝山系はもちろん、大雪もよく見えた。
今回のツアーの目的は当然のことながら焼肉である。どこで実施するか少々悩み、テーブルを作れるくらいの雪があったこと、風が穏やかだったことから山頂で行うこととした。二年ぶりの山頂焼肉、よほど条件が整わないと叶わない最高の贅沢だ。
T田さんからは立派なキトピロ、Mさんからは高級ソーセージ、大西は自家製アスパラを提供し贅沢な焼肉を楽しむことができた。
滑降ルートは、当初東谷へ真っ直ぐ降りる予定だったが、山頂から観察するとフリコ沢へ滑り込むルートがギリギリ行けそうな気がしたので、賭に出てみた。
賭は当たり、少々ハイ松を漕いだがフリコ沢〜北壁〜東谷〜二段目上を滑る事ができた。このルートが滑降可能なのも今回が最後だろう。
山頂直下のザラメは水を含んで深く、滑降と同時に点発生の湿雪表層雪崩が発生した。雪崩のスピードが遅くて危険性を感じなかったので、試しに流れている雪崩の上を横切るように何度か滑ってみたが、転ぶことなく滑降可能だった。
T田さんはステップソールで登りも下りも華麗に、Mさんも力強いアルペンの滑りを見せてくれた。
残念ながら東谷あたりから、時々ブレーキのかかる雪質になったが、概ね快適に滑降完了。
素晴らしいザラメの春山を楽しむことができた。
|