2014年2月15日(土)
三段山スキーツアー(爆風カリカリ雪崩付き)
天候:晴れのち曇り
気温:-12度
風速:無風〜3m/s
雪量:十分
雪質:アルパインは重めのパウダー、一部ウィンドクラスト。樹林帯は全面重めのパウダー
コース:白銀荘-三段山3段目手前-西の谷-西の尾根-女王様スロープ-(登り返し)-2段目-白銀荘
メンバー:
大西(CL)、あのっち、コンタツさん、岡崎さん(ティピークラブ)、おじじ、いわっちょ、スーさん、キャプテン、田中パパ(SL)、田中ママ
計10名
視界が良く、樹林帯までは無風なのだが、きっちり標高1,300mからは10-15m/sの南から強風が吹き荒れていた。
ロングトラバースして偵察した東谷も西の谷もボトムまで雪が飛ばされていた。
仕方なく西の尾根にほんの僅かに残された雪まで戻って、かろうじて一本滑り、樹林帯へ逃げ込んだ。
樹林帯の雪の良さに気を良くして登り返し。2段目の強風帯ギリギリからボウル斜面に入ろうとしたら雪崩れていた。
事前のピットチェックでは顕著な霜系の弱層はなかったが、標高1300mからは北側斜面のウィンドスラブに十分注意する必要があった。
前十勝を登った方によると、強い南風のために噴煙が斜面に沿って降りてきており、カバワラ付近でも具合が悪くなったそうだ。
雪崩について:
12:30頃、三段山夏道コース2段目付近 山頂に向かって右側のボウル状斜面 標高1,330mで雪崩が発生した。
雪崩はすぐに止まったため、規模は幅15m,長さ10m程度だったが、周辺には多くのクラックが入り危険な状態だった。
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